ダイワの「月下美人 夕凪」は、2005年に初めてラインナップされたライトソルトゲーム専用のタックルで、その名の通り夜に咲く花のような美しさと機能性を兼ね備えています。このシリーズは、繊細なアプローチが求められるアジや大型メバルといったターゲットに対応し、アングラーの進化と共に成長を続けてきました。
「夕凪」の特徴は、その多様性と洗練されたデザインにあります。40Fと55Fの2つのサイズがあり、それぞれ異なる使用感とアピール力を持っています。40Fは、軽快なドックウォークアクションと強い引き波を生み出すフラットなデザインの腹部と、甲高いラトル音を発する頭部の鉄球が特徴です。これにより、広範囲の魚に対して強烈なアピールが可能になります。また、55Fはそのバーサタイルなボディサイズでライトソルトゲーム全般に対応し、ドッグウォークアクションとタダ巻きの基本的な誘い方に優れています。
さらに、「夕凪」には「誘(SASOI)」と「漂(TADAYOI)」の2タイプの浮き姿勢があります。「誘」は斜め浮きタイプで、メバルが小魚を捕食する際に有効です。反対に、「漂」は水平浮きタイプで、メバルがプランクトンを捕食する際に最適です。このように状況に応じて使い分けることができるのが「夕凪」の大きな魅力です。
このシリーズは、岩崎林太郎氏による監修モデルであり、特にチヌのトップゲームに有効なインナーホログラムを搭載したカラーも存在します。また、サクサスと呼ばれるフックの表面に施されたフッ素系特殊プレーティング加工により、刺さり性能が従来の塗装ハリに比べて大幅に向上しています。
このように、「月下美人 夕凪」はその美しさだけでなく、細かな仕様や機能面でもアングラーをサポートする、高度に進化したライトソルトゲーム用のタックルです。その多彩なカラーバリエーションと高性能な設計は、アングラーに新たな悦びと楽しみを提供し続けるでしょう。
夕凪のインプレ
ダイワの夕凪のインプレは以下のとおりです。
メガーネさんが買ってきてくれた夕凪40Fいい感じじゃん!
ダイワはいいライトルアー作るよね〜#月下美人#DAIWA pic.twitter.com/UuS6WpFDEr— スヨ (@jasperSuzuki) November 5, 2023
結局ヨリトレール以外は全部投げてきた。まだ洗ったばかり。ちょい強のスコ2651で、一番動きが良かったのがダイワの夕凪F。ワイみたいな下手でもちゃんと動く。ULのタックルならもっと良い。スプークJrはナイロン巻きのショートベイトやなぁ… pic.twitter.com/HJYuDrnUJ1
— メガオジ澤村(めがもうおじいちゃん (@zoga_me) June 23, 2022