シマノのソアレBB S76UL-Sは、ライトゲーム釣りにおけるオールラウンダーとしての役割を果たします。このロッドは、特にタフなコンディションにおいて優れた性能を発揮することで知られています。その根幹にあるのは、しなやかでありながら高強度を誇る「タフテックα」という素材の採用です。この素材により、S76UL-Tモデルと比較しても、ティップ部分の硬さを適度に抑えることに成功しています。これは、特に軽量リグとの相性が良いことを意味し、重量があるリグにはあまり適していませんが、軽量リグに関しては抜群のパフォーマンスを発揮します。
漁港や港湾、防波堤といった場所でスレた魚を狙う際には、このロッドがその真価を発揮します。特にアンダー1gのジグヘッドを使用する際の扱いやすさは、他のロッドとは一線を画します。アジングやメバリングなど、ライトゲームの釣りにおいては、小さなアタリを的確に感じ取ることが重要です。ソアレBB S76UL-Sは、感度向上に貢献するブリッジライクシートを採用しており、上位機種にも劣らないマイルドな調子セッティングと鋭い感度を両立しています。また、「ハイパワーX」という技術も導入されており、これによってロッドの性能全体が底上げされています。
このロッドのスペックを見てみると、全長は7フィート6インチ(約2.29メートル)、重さは67グラムと非常に軽量です。ルアーウェイトは0.5-5グラムと幅広く、適合ラインはナイロン・フロロが1-4lb、PEが0.1-0.4号となっており、幅広い用途に対応しています。グリップタイプはセパレートで、リールシート位置は260mm、リールシートタイプはUPLOCKです。そして、カーボン含有率は71.3%となっており、軽量でありながらも強度と感度を高めるための工夫が随所に見られます。価格は16,600円(税別)で、コストパフォーマンスも優れています。
このように、シマノのソアレBB S76UL-Sは、ライトゲーム釣りにおいて高い性能を発揮するロッドとして、多くの釣り愛好家にとって魅力的な選択肢となっています。その使いやすさと感度の高さは、小さなアタリを逃さず、楽しい釣り体験を提供してくれるでしょう。
ソアレBB S76UL-Sのインプレ
シマノのソアレBB S76UL-Sのインプレは以下のとおりです。
左から旧ソアレSS アジングs608uls ソアレBB s76uls ブルーカレント69 74
608だけチッコイなぁ マイクロスプーン飛ばない原因の一つだろうなぁ 他の3本は同じくらい飛ぶ ただ、608だけ感度が異次元なんだよなぁ 608と76は同じソリッドティップのタフテックなのに全然違う やっぱ608は外せない🎵 pic.twitter.com/OS6uzHiIyR
— SS608 (@SS608CI4) March 14, 2020